リアルタイムは「映画:マンマミーア」の舞台になったギリシャの島。
海に潜ってウニを捕獲して食べたら、ウマ過ぎたのでウニ丼を作ろうとしています。
さて今日からタジキスタンの記事に入ります♪
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◆キルギスのオシュからタジキスタンへの移動
キルギスから、タジキスタンのムーガールまで17時間の移動です。
タジキスタンへは公共の交通機関がないので、ドライバーと交渉して車をチャーターしなければなりません。
ボク達が泊まってたオシュゲストハウスで手配すると、1台あたり265ドル(31800円)とかなり高額なので。。。
街でドライバーを探し交渉 すると10000ソム(20000円)の車が見つかりました。
メンバーは4人なので、ひとりあたり5000円。 安い!
車はHONDAのステップワゴン。
右ハンドル♪
日本クオリティーで安心できるな〜と思っていたんですが、コレが後に。。。
さて出発!!
キルギスは本当にどこを走っても絶景!それは最後まで変わりませんでした!
少し街から外れると、遊牧民の住むエリアになります。
子どもがドンキーに乗っていたり
羊飼いの青年とすれ違ったり
人柄がよくて、写真写りが悪いドライバーのおっちゃん 笑
フォトターイム!と絶景ポイントで止まってくれます。
おい!!ここにい!!シーー!静かに!
なんて、おじちゃんがいうから、僕はてっきり天然記念物のユキヒョウでもいたのか?
と、脳みそお花畑な勘違をしたり♪笑
楽しい移動でした♪
◆国境付近のサリタシュという街に到着
2時間ほどで、サリタシュという街へ到着。
タジキスタンとの国境は目の前です。
家がポツポツあるくらいで、何もない。
休憩中は、可愛い子ども達とじゃれたり。
5分ほど走ると、またまたフォトタイム。
写真を撮れるのはありがたいけど、時間が押すから早く進もうよ〜
なんて思っていたら、 完全に車が停車しました。
身振り手振りで訳を聞くと、どうやら誰かを待ってる様子。
ぜんぜん意味分からず、とりあえず待っていると。
30分後別の車がやってきました。
ここで予想外の出来事。
車をチェンジだ!
この先は4WDじゃないといけないんだ。。。
さらに、今、料金を全額払って欲しい。
と言うのです。
海外で料金を前払いするのはトラブルの元。
不可解過ぎるので、オシュゲストハウスに電話して通訳してもらったところ
・最初のドライバーが6000ソム、2人目4000ソムという取り分で分けたい。
・2人目のドライバーはガソリン代がない。
(中央アジアのドライバー基本ガソリン代持ってないです)
とのこと。
しばらく揉めましたが、時間だけが過ぎてどうしようもない。
同じ値段でムーガールに着ければ問題ないので、念を押したうえ乗車する事にしました。
こちらが2人目のドライバー
◆キルギス-タジキスタン国境越え
すぐにキルギス側の国境へ到着。
パスポートをドライバーに渡すだけで、荷物チェックもなし。
拍子抜けするくらい楽チンに出国できました。
つづいて、タジキスタンの入国審査。
これがやっかいだった!
キルギス側と同じ様に、ドライバーにパスポートを渡して待ちます。
10後帰ってきたドライバーがこんなことを言い出しました。
タジキスタンへは行けない。。
この車が右ハンドルだからだ。
あと500ソム払えば、50キロ先の街(カラコル)までは連れて行く。
はあ!!?
右ハンドルが問題?
ムーガール(200キロ先)よりも近い、カラコル(50キロ先)までしか行けない?
ボク達4人掛かりで反論します。
絶対払わない!目的地まで行けないのに、追加料金まで払うなんて意味がわからん。
車の問題はお前の問題だろ!!
格闘すること30分。ドライバーの態度は軟化しない。
500ソム払わないとカラコルに行けないの一点張り。
ここで2つの疑惑がありました
1、ドライバーがふっかけてきてる
2、軍人からの賄賂請求
どちらか確かめるために、直接軍人さんに聞いてみることに。
カラコル!ノーマニー!オッケー?
すると、軍人は笑顔でオッケーと言い、ゲートを通してくれました。
やっぱり、ドライバーが騙そうとしてたんだな!!
乗り換えた時の取り分が少なくて、不満だったんだろ!!?
と憤慨するボク達。まあ、払わずすんだので結果オーライ!!と思いきや。。
同じ敷地内で、再び別の軍人の止められる。
パスポート提出しにいったドライバーが車に戻ってきて、今度はこう言った
1000ソム(2000円)払え。
さもなければキルギスに戻るぞ。
いや。。増えてるし 笑
払いたくないと言うと、荷物を勝手に降ろそうとするし、ものすごい血相。
しかし、ボク達にもいい分あります。
仮に直接軍人から、国境越えの手数料を求められたのなら払う。
でもドライバーに払うのは納得いかない。契約が違うから。
ド「金払え!!!払わないならここで降りろ!」
ボク達「戻るなら全額返金しろ!今返せ!てか前に進め!!」
しまいには、
ド「俺には子どもが4人いて、飯も食べさせないと〜〜」
ボク「関係ねーよ!」
もう埒があかない。
標高4000mの山の中で降ろされたらたまったもんじゃない。
しかも、1つ目のゲートで、バスポートにタジキスタン入国スタンプを押してしまったので、戻る事も出来ない。
(シングルビザだから)
1時間揉めた末、4人で半額の500ソム(1000円)だけ払う事にしました。
カラクルの宿に送り届けるまで、ドライバーのパスポートと携帯を担保にする条件で
よく考えたら、大した額ではないですからね。
そしたら、ドライバー。。
ボク達の目の前で、軍人にお金を手渡しました。
そう、軍人からの賄賂請求だったのです。
ドライバーを介して賄賂請求したのは、外国人のボク達に直接求めると、面倒な事になるからでしょうね。
右ハンドルがどうとかいうのは、単なる言いがかりでしょう。
ドライバーも被害者。個人で500ソム賄賂を払ったことになります。。
ごめんね〜〜〜。
「賄賂大国」の噂どおり、中央アジアの軍人は腐っていた。
でも無事入国できてよかったです。
◆タジキスタン・カラクルの街へ
一連の事件で、ドライバーの機嫌は絶不調。時間も押しているので、今日はカラクルまでの移動となりました。
タジキスタンに入ると景色が一変。どこか違う惑星に来たような景色が広がります。
ドライバーが送ってくれた、今日の宿泊先はココ。
目的地のムーガールではなくカラクルという街。絶景の湖がありました。
そんな場所で、ホームステイできるなんて逆にラッキーですね♪
標高4000mに加え、常に強風が吹く厳しい環境。
床だけでなく壁にも絨毯が引かれていました。
街を歩きたいところだけど、ボクは前日からの体調不良が悪化。
38℃の熱を出して寝込んだのありました。
みさとが歩いた、カラクルの写真はこちら♪
イロイロあったけど、とりあえず入国できてひと安心。
翌日、ムーガールの街を目指す事にしました。
来年、西安からキルギス⇒タジク⇒ウズベク⇒トルクメ⇒アゼル
とシルクロードで欧州まで行く予定です。
参考にしたくて読ませてもらいました。
この話は何月くらいの話でしょうか?
また、その時は寒かったですか?
私はオシュからムルガーブへの移動は6月上旬を考えています。
教えていただけると大変助かります。
コメント&読んでいただきありがとうございます!
時期はちょうど、2015年6月上旬でした。来年の同じ時期ですね♪
平地はロンTぐらいですが、タジキスタンの最高地点は標高4000m+風が強いので、
屋外ではジャケットを2枚(折りたたみダウン+薄手のナイロンジャケット)重ね着するぐらい、寒かったです。
ムルガーブまでいけば標高2000代なので、ジャケット1枚ぐらいです。
6月上旬なら世界一周旅行者の標準的な装備で行ける感じでした♪
また、タジキスタンの情報記事を後日まとめますので、よければ御覧下さい♪