秘境！サルアガセイエッド村での民泊2日目【イラン】

エスファハーンからバスを４本乗り継いでやってきたサルアガサイエッド。

ホテル等ないこの村。泊まるアテのなかったボク達ですが、優しい人々に恵まれ、民泊させてもらいました。

前回までのあらすじはこちら↓

秘境で暮らす！サルアガセイエッド村での民泊1日目【イラン】

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◆イラン旅行・秘境サルアガセイエッド2日目

朝起きて外の空気を浴びにいくと、その瞬間から村人達の写真攻撃。

イラン語をボクに言わせて爆笑する青年達　笑

絶対エッチなこと言わされてます　笑

朝からほのぼのと過ごしていると

怪しい男が近づいてきました。そして誰かが叫びます！！

テロリストだ！！！！

リアル過ぎてキツい、イランジョークです。笑

皆大爆笑。それだけ平和な場所ということですね。

「そういう人はほんのごく一部。イスラム教徒は皆平和を愛してる」

ってドクターが一応補足していました。

イスラム圏で、数々の優しさに触れてきたので完全に同意です。

青年が村を案内してくれることになりました。

彼の名前はハマット

写真の時だけ真顔ですが、基本「フォ〜〜〜！！」って叫んでいます。

英語はほとんど通じないけど、こっちもフォ〜と叫べばいいだけなので楽です　笑

まずは気になってた村の景色を見に行きます。

この絶景！！内部はどうなってるのか？

興味津々です。

谷の急斜面に建ったこの村は、土地を有効活用した作りになってます。

屋根の上に家が3段階ぐらい重なってました。

皆ボク達が通ると笑顔で挨拶してくれます。

家の内部に入らせてもらえました♪

岩と木を積み上げて作った住居は、洞窟みたいに真っ暗。

電気は豆電球１つと最低限です。

壁にはコウモリの干し肉があったり、ヤギの生肉を捌いていたり。

ハマットが見せたかったのはこちら。

天井の穴から光が差し込んでいます。ここは家族みんなで食事をする場所。

見学してると、どんどんギャラリーが集まってきました。

おばあちゃんが、ミサトになにかを一生懸命語りかけてきます。

どうやらミサトのタルチョ（スカーフ）がズレてるのが気になったみたい。

「スカーフはこうやって巻くのよ〜」と優しく教えてくれました。

イスラム圏ではスカーフがズレてることは、とても恥ずかしい事なんでしょうね。

日本でいえば「アンタ！！パンツ見えてるわよ、隠しなさいよ〜」みたいな感じなのかな〜って思いました。

この村の人達は皆いい顔で笑います。

村の子ども達

村人の宝をみせてもらう

ハマットに連れられ、山を下りていきます。

歩道のない急斜面はものすごくデンジャーです。

途中羊飼いのおっさんに話しかけられたり

こちらは、お母さんの手伝いをしていた羊飼いの少女。

人懐っこく話しかけてくれます。

この子がもの凄く優しくて

ミサトがバランスを崩してこけそうなのを見ると、手を引いて歩いてくれました。

ボクは完全に顔負け。

村の反対側の山まで登ってきました。

たどり着いたのは湧き水スポット

洞窟の奥からポコポコと水が湧いています。

ハマット曰く、ここは村人の宝だとのこと。

ハードに山登りした後ということもあり、格別においしい水でした。

ミサトに「人生最高に美味しい水」と言わせた位ですから。

遊牧民のテントに招待されたよ

再び歩いていると、ヤギの乳を搾ってる家族がいました。

この村の周辺には、テントに住み遊牧をしながら生活している人がたくさんいます。

ハマットが話しかけると、家に招待してくれる事に。

遊牧民のテントに入れるなんて！！嬉し過ぎます。

こちらが家族７人で生活しているテント。

ココで嬉しい？再会がありました。

家主のおっちゃんは！行きのバスで出会った「物くれおじさん」笑

この村のおもてなしはすごいです。すぐにチャイとナンが出てきます。

DAIKIさんが飲んでるのはヤギのヨーグルトみたいな飲み物

これ庭にいるヤギのだろうな・・生だな。

なんて思いながら。この村にきて5杯は飲んでます。笑

最初だけ臭みがあるけど、慣れれば美味しく感じる！！とは男2人の感想。

どんぶり2杯ありがたく頂きました♪

ミサトは失礼のないように、ウマくかわして飲みませんでした。そういうの得意なんですよ　笑

DAIKIさんがカメラに入った日本の写真を見せて心を掴みます。

コミュニケーション上手な男♪

ボク達が話すだけで、写真をみせるだけで

ものすごくいい顔してくれます。

でも「モノクレおじさん」だけは。

DAIKIさんのカメラを狙っていました　笑

しまいには50000リアルで売ってくれ！！って。見てるこっちは面白かったです　笑

ハマットが通訳してくれながら、なんだかんだ1時間ぐらいくつろがせてもらいました。

ハマットに大感謝。こんなものすごい経験はなかなか出来ません。

結局７時間以上山で遊んでました

ハマットの歩く道が危険過ぎます。

崖スレスレを平気で登っていくし、沢登りみたいなシチュエーションもありました。

ありがたいんだけどキツ過ぎる。

次はなんだ？？ハマット？？と思えば。

フォオ〜〜！！と言って宙返りしながら滝に飛び込む。

ミサトはハマットのバカテンションに着いていけず。。

「いい加減にやめてくれ！！」って萎えてました　笑

「ジャポニ！！ジャポニ！！」って50回位連呼してついてきたくそガキ　笑

お前らも飛べっ！！って何回もいうから。

野生児になっちゃいました♪

結局７時間位山で遊んでいました。楽しかった！！

最後はアラサーは疲れた！！とか言ってたけど、本当にありがたいこと。

お金が絡んでいないのに、こんなにも楽しませようとしてくれるなんて普通ありえないことです。

ハマットのホスピタリティに感謝。泣けてきます。

沢山の笑顔に出会わせてくれて、ありがとう。

夕方村に戻りました。今夜は違う人の家に民泊することに。

続く

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