
長期の旅行に病気はつきもの。普段あまり病気にかからない人でも、環境や食事の変化で体調を崩しやすいそう。
そんなときに助かるのが持参薬。地元の病院で処方してもらい、使い方等のアドバイスを聞いてきました。
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◆世界一周に持っていく薬
こちらが処方された薬。1人前です。僕たちは夫婦なので、実際にはこの倍の量を持っていきます。多いのかな?
値段は2人で3000円くらいでした。

高山病予防薬
ダイナモックス(14日分×2)
3000m以上の高地に行く際に必要。入山の1日前から3日ほど続けて飲むとよいそう。高地に順応するペースは個人差があるため、体調に合わせて飲む期間を延長しても良いという事でした。
高山病予防のために医師からもらったアドバイス
・睡眠をしっかり取ること
・水分補給を十分する事
・アルコール・タバコは禁止。
・徐々に高度をあげるのが大事
また万一、高山病の症状が出た場合は、その場所で休息または高度を下げなさいとのことでした。
標高の高い世界の都市
ボリビア(ラパス) 3593m
ペルー(クスコ) 3400m
エクアドル(キト) 2850m
チベット(ラサ) 3650m
中南米には富士山越えの都市も多いので、この編に行く方は持っていた方が良さそうです。ボクはチベットと南米どっちも行きたい♪
高山病予防薬はどの病院でも取り扱っているわけではないよう。ボクは旅行に関して専門的なアドバイスを受けられる医療機関を選びました。↓↓
解熱剤
カロナール錠 200g(20回分)
熱さましですね。これは一応処方しておくけれど、高熱が出た場合はすぐに病院にいくこと。決して解熱剤に頼ってはいけません。とアドバイスを受けました。
整腸剤

ミヤBM細粒(7日分×2)
腸の調子を整える薬。例えばインドでお腹を壊してしまったという時(腸炎)に使う薬ですね。
腸炎は重傷化する事はほとんどなく、約1週間ほどで完治するそうです。いや、それがきついんでしょうけどね(笑)
「無理に下痢止めは使用しない方が良い」
「脱水には注意してください」
と水分をしっかりとって休養してくださいとの事。
総合風邪薬

PA錠(10日分×2)
いわゆる風邪薬。喉が痛い、鼻水がでる等、旅行中に体調に違和感を感じたらコレを飲もうと思う。
その他医師からいわれた事
旅行先でどんな病気が流行っているか?を確認するのは厚生労働省の国別情報を確認してくださいとの事。
FORTH|国・地域別情報
滞在先で病気にかかった場合は、外務省のホームページで現地の医療機関を探すこと。その際クレジットカード保険や海外旅行保険の提携病院も合わせ確認すること。
現地の薬の方が効く場合もあるので、異常を感じたらすぐ病院にいくこととのアドバイスをもらいました。
◆予防接種について
予防接種ですが僕たちは「タイで受けようと思います」。1番の理由は安いから。最近はバックパッカーの定番になりつつあるようですね。以前予防接種について記事を書きました。
◆市販で買ったもの
酔い止め薬
長時間乗り物に乗る機会の多い世界一周では必須と思われる。妻が船が苦手なので。
ビタミン剤
野菜不足になりがちな旅行。一応持っていきます。
◆最後に
コレだけあれば、大丈夫でしょうね。現地の病気は現地のほうがいい薬あるとおもうし。
正しい知識をもつことと、体調がおかしい場合はすぐ病院に行く。この2点だけはしっかり意識して安全に旅を楽しみたいです。
医師であり、ブログランキングでおなじみ世界一周 絶景めぐりさんが旅行に役立つワクチンや病気の知識について書かれています。とても参考になるのでぜひ御覧下さい。(音楽ブログも面白いですよ!)
ワクチン、旅の病気 : 世界一周 絶景めぐり
おまけ:今風邪にかかってます…。明日誕生日なのに。。
◆世界一周で実際にどれくらい薬を使ったのか?(追記)
1年3ヶ月の世界一周を終えて、「本当にそんな薬いる??」という話しをしましょう。
1、高山病予防薬。ボク達の場合はほとんど飲みませんでした。
東チベットやタジキスタンのパミール高原、ボリビアのラパス等,4000m前後の高地を訪れました。
高地初体験の時は1錠だけ飲んだのみでした。理由は単に飲まなくても大丈夫だという事と、1度目の服用時に副作用による両手の痺れが強かったためです。
ただ高山病の症状は個人差も強いし、その時の体調や、行動(低地→高地へ一気に移動する等)でも違いがあります。
命に関わる事もあるので、持っていると安心かと思います。
またほとんどの場合現地でも高山病予防薬(日本の薬とは違う)を売っているので、現地調達する旅人仲間も多かったですよ。
2、総合風邪薬。これは足りないくらいでした。
何度も風邪を引きました。咳がでる等少し体調がおかしいな?と思う時は服用してました。
3、解熱薬、整腸剤はほとんど使いませんでした。
一度39度の高熱がでた事もありましたが、その時は現地の病院に行き薬をもらいました。
「熱があれば必ず病院に行く」という意識は安全のため大切なので、あまり持参する必要性を感じません。
整腸剤に関して、旅中にお腹の調子が悪くなった事も数度ありましたが、、
ボクは使いませんでした。あまりに酷ければ病院に行った方がいいですしね。
4、ビタミン剤はあると便利、酔い止め剤はひとそれぞれ
旅中は慢性的な野菜不足になりがちです。妻は定期的に飲んでいました。
すべてを必要以上に持参する必要はないと思います。
なにかトラブルがあったときは大体現地で解決できます。
例えばマラリア発生地域の国であれば、マラリアに対処できる病院は必ず存在しますし
インドの下痢には、インドの薬が良く効くという話しもあります。
アマゾンの蚊には、アマゾンの殺虫剤しか聞かなかったりしますし
大切なのは、その地域でどのような病気があるのかを事前に知識を得ておく事
熱があったら必ず病院にいくこと、海外旅行保険に加入すること
かと思います。あくまでも個人的体験談ですので参考までにお願い致します
どうか安全な旅を♪
▼中国で39度の熱がでて、病院へ行った時の記事。。

紹介、ありがとうございます!
なかなかこういうことはないので嬉しいです(^○^)
全くおなじみではないですが笑
こちらこそいつもありがとうございます!!
音楽ブログも推しときました^^
お互い出発が近くなってきましたね^^
こんにちは。
多分コメントするのは初めてだと思います。
高山病なんですが、ダイアモックスの他に
カリウム錠剤もあった方がベターですよ。
ダイアモックスの副作用でカリウム不足になり
手がしびれるので。
酔い止めはマチュピチュへ安く行く場合必要です。
クスコから水力発電所まで
けっこうな山道を走るので。
あと一ヶ月なんですね。
キツいことも多々ありますが
間違いなく楽しいです。
良い旅を!
コメントありがとうございます!!
もう出発されてから5ヶ月経過したんですね。そしてブログの方も移行されたんですね!
カリウム錠剤のこと全然知らなかったです!経験者の方からのアドバイス本当嬉しいです!
あと、一ヶ月気がつけば迫ってきました。。準備意外とすすんでないです
また、なんか気付いた事あれば、、教えていただきたいです。。。笑
旅行楽しんできます!!ありがとうございました
jackさんの2周目ブログもいまから楽しみしてます♪