ジョージア（グルジア）。
素晴らしかったカズベキトレッキングを終え、トビリシに戻ってホステルジョージアで1泊。
ロシア国境付近の街メスティアを目指します。
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◆トビリシから寝台列車とバスでメスティアまで
トビリシ（TBILISI CENTRAL駅)を21時発の寝台列車。値段は一人22ラリ（1100円）
列車は4人一部屋のコンパートメントタイプでなかなか快適でしたよ。
朝７時、メスティアへの拠点となるズグディディ駅に到着しました。
列車から降りるとマルシュルートカ（ミニバス）乗り場があります。
値段は20ラリ（1000円）。
ジョージア人の運転は荒いです。ボク旅史上ワーストです。。
グネグネ道を時速100キロで走行するから恐ろしい事この上ない。
途中に見えた美しい湖
のですが、そのドライバーは写真に対する理解が素晴らしくて、何度も写真タイムを確保してくれました。
現地人も乗る交通手段だというのに珍しいですよね。というか現地人からしたらたまったもんじゃないかも 笑
養蜂場を見学させてくれて、蜂蜜屋に連れて行ってくれたり。
観光客のボクらももう良いよ〜〜っていうくらいでした。笑
昼の11時過ぎにメスティアの町に到着。
半ば無理矢理ドライバーが提携しているホテルまで連れて行ってくれますが、ボク達は泊まる宿を決めていたので少し歩きました。
メスティアはのどかで空気が美味しい。
旅をしている中で、普通に牛が歩いている位では驚かなくなっていましたが
野生の豚がいるのにはぶったまげてしまいました。笑
◆メスティアおすすめの安宿
ボク達が泊まったのはIRMA’S Gesthouse.
ツインで30ラリ（1500円）。部屋も清潔でwifiもさくさく。
（ドミトリーも綺麗でした）
そしてなんとココのオーナーIrmaが、街のインフォメーションセンターのスタッフだという嬉し過ぎるおまけ付き♪
宿にいながらいろんな情報を聞ける最高の宿でした♪
少し宿で休んでからトレッキングをしようと思っていたんですが
２万円もしたゴアテックスジャケットを失くしてしまい(盗難の疑いあり)、、
ベットでふてくされた1日となってしまいました 笑
◆メスティアにある恐ろしい歴史。復讐の塔とは
2日目から本格的に観光開始です。
メスティアの町には、石で作られた珍しい形の塔がいたるところにあります。
別名「復讐の塔」
なんのために建てられたのか？？というとこの地方には昔から独特の慣習「血の掟」があったからだそう。
それは「もし家族の一員が誰かに、危害を加えられたら必ず復讐せよ。」というもの。
他人から攻撃を受ける危険性がある時に、この塔に家族全員で避難していたみたいです。
国単位での戦争のために城塞を建設するとかなら理解しやすいけど、
個人単位でここまでの防衛設備を整える必要性があったなんて恐ろし過ぎますね。。
塔の一つに、観光客が登れる場所がありました。
５階建て位になっていて、急なはしごが備えられています。
何箇所にも造られている、見張り穴
台形になっていて、中から外は見えるけど、外からは見つからない仕組みになっていました。
なぜか動物の骨が放置されている。。
頂上からの景色はこちら。
とても独特で素晴らしい眺め。何も知らなければ「おとぎの国みたい」と言ってしまうような景色。
そんな風景と、復讐の塔の本来の役割が一致せずに不思議な感覚でした。
綺麗だね〜〜、でも隣人を信じれないなんて恐ろしい時代だよね〜。なんてミサトと話しをループさせていました。
◆メスティアの山をトレッキング丘の上の絶景
さて続いて、トレッキングする事にしました。
世界ぽろり旅のダイゴさん、キッコさんに教えてもらった「山の頂上にある十字架」を目指します。
（記事の最後にトレッキング情報あり）
この山の頂上に小さく十字架が見えるんです↓
どんどん街が小さくなっていきます。
至る所に花が咲き誇る道は歩いているだけで、気持ちがいいです。
マップスミー（オフラインアプリ）を見ながら、歩いていると近道を発見。
と思いきや、道なき道。
ちゃちゃっと裏山に登るか〜位の気持ちだったのに、こんな野生児みたいな事になるとは思いませんでした。笑
2時間位歩いてミサトが完全にくじけたころ、素晴らしい景色が。
5000m級の山々。ダイナミックな風景です。
やっとのことで目的の十字架が見えてきました。
小さいと思っていた十字架は、自分の何倍もの大きさでした。
それもそのはず、あとから調べたら800mほど登ってきたみたいでした 笑
メスティアの街がミニチュアみたいに小さく見えます。
この美しさは写真では伝えきれない。360°どこを見渡しても絶景。
（動画メインで撮ってたんだけど消えてしまった）
ここもまた大好きな景色になりました。
1時間位風を浴びながらゆっくりした後、再び下山。
トレッキング後の食事とビールわ最高でした。
ジョージア風餃子（マントゥ）とカツレツ。
◆最後にトレッキング情報
メスティア中心部のインフォメーションセンターでトレッキングmapが貰えます（無料）
気軽な物から、1泊2日以上のトレッキングまで様々な情報を得る事ができます。
しかし、インフォメーションセンターでは「丘の上の十字架」は紹介されていないようでした。
場所はこの辺です。
上の地図で、⑥から登り始めるのがいいです。オフラインmap（マップスミー等）を見ると、途中で近道があります。
ただし急勾配で茂みも多い道なので、不安な方や悪天候時は⑤まで大きな道を行き回った方がよいかも。
写真を撮りながらゆっくり回って、往復４時間半ほどでした。
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