3ヶ月以上旅した、東南アジアを脱するときがやってきました。バイバイ!アオザイ!
東南アジアは英語も通じるし、移動も楽チン。旅してて辛い事よりも楽しい事が圧倒的に多かったな〜。
でも、ここからは東チベット、ウルムチ、中央アジアとアクセス悪く、旅感ある場所へ行きます。このワクワク求めてたよ〜♪
さて今日は中国へ入国した日の記事
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◆ベトナムハノイからラオカイまで寝台列車で移動
チケットはハノイに着いた4日前にハノイ駅のカウンターで購入。値段は385000ドン(2190円)でした。
ベトナムー中国間の国境は3カ所開いてますが、
今日目指すのはベトナム・ラオカイ−中国・河口の国境。昆明や成都に北上していくには距離・時間・値段的におすすめなルートかな〜なんて思います。

列車は1日6便出ているようですが、そのほとんどが寝台列車。ボク達が乗ったのは21時の便でした。

列車内は4ベットずつのコンパートメントになっています。バスに比べると揺れも少ないし、しっかり横になれるので快適♪


約9時間寝ていたら、あっという間にラオカイに到着しました。
◆早朝ラオカイ到着。歩いて国境越え中国・河口へ

朝6時。ラオカイの街に到着。乗客には欧米人観光客も多かったけれど、そのほとんどはサパという少数民族の村に行くみたで国境を目指す人は少ない。
ラオカイから中国の国境地帯まではタクシー・バスも走ってますが、国境は8時からしか開かないのでゆったりと歩いていきました。

この河の向こうが中国。

20分くらいで、イミグレに到着。少し待って無事出国。

こちらがベトナム

この先は中国。歩いて国境を渡るって、なんか旅感があっていいですね♪

◆無事中国入国!
本来はそのまま、昆明へと電車で移動するつもりでしたが体調が優れなかったので、今日はここで宿をとる事に。
中国旅で大変なのは全然英語が通じない事
HOW MUCH?はおろか数字さえも通じません。体調悪い中筆談でコミュニケーションとるのは骨が折れました。
とりあえずお金を下ろそうと、VISA、MASTER表示のあるATMを5件ほど廻っても全部できない。
仕方なく持っていたドルを両替しようと銀行を探しても、どこにいっても「ここでは出来ない。中国銀行にいけ!」と言われます。
そしてやっと見つけた中国銀行でも「ここではできない」といわれる始末。
咳き込む無一文。
2時間ほど街を街をさまよい途方に暮れる。
ダメ元で、visa,master表示のないATMを試してみたところやっと下ろせました。まじで辛かった。
やっとのことで宿にたどり着いた頃には熱が38℃台。
その宿。。電気も使えない、お湯も出ない、すきま風がヒューヒュー吹くような最悪な宿。
こんな宿で休んでいても、体調よくなるわけがない。
ぐったりしたボクを置いて、ミサトが再び宿探し。
英語が衝撃的に通じないので、「一泊いくら?」と聞くだけでも大変だったみたい。
なんとか綺麗で設備の整った宿を見つけることができました。どんどん体調が悪くなるので
ミサトが保険会社に連絡して病院を探すも、中国のネット規制に苦しめられる
VPNというサービスを利用しない限り、日本のサイト8割は見れないんです。
粘ってなんとか、スカイプで電話をかける事ができました。
すると「この街にはキャシュレス診療に対応している病院はありません、昆明にはあります」
って、、、昆明ここから電車で6時間かかりますからね 笑
仮に今いる河口で病院に行っても、英語が通じないこの環境で症状を伝える自身ないし、こんな辺境の街の病院で受診するなんて不安すぎる。。
結局この街で丸2日間寝込みました。
寝ているボクはまだいいんですが、大変だったのはミサト。いろいろ調べて、走り回って。ほんとうにありがとう。
実は、ハノイでカヌーをした時点から体調が優れなかったのですが、列車のチケットをとっていたので、無理して移動してました。
体調悪い時に、国ー国の移動をするもんじゃないですね。
いつもならなんてない事が苦痛で、正常な判断がしづらくなる。トラブルに巻き込まれる原因にもなると思いました。反省。
中国の悪夢は続く。
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