イランには14泊15日滞在しました。
イラン旅行のルートや移動方法、安宿情報をまとめておきたいと思います。
2015年7月時点の情報です
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◆イランビザの取得
イラン入国にはビザが必要になります。ボク達はドバイから空路でシラーズinしアライバルビザを取得しました。
空路でのアライバルビザ(15日間)は比較的簡単にとれるようです。
陸路の場合は、西回りならキルギスのビシュケク、東周りならトルコのトラブゾンやグルジアのバトゥミ、トリビシで取得する方が多いようでした。
◆イラン旅行のルート
ルートは以下の通り
ドバイから空路で飛行機でシーラーズIN
シーラーズ→ヤズド→エスファハーン→テヘラン
その後アルメニアの首都エレバンへバスで移動しました。
◆移動方法・バス・電車
イラン国内は主にバスで移動しました。料金も安くコスパが高いです。
2015年7月のレートで1ドル=33000リアル(両替場)となっています。
イランの通過はレートの変動が大きいので参考までにどうぞ。
シーラーズからヤズドへのバス
【値段】170000リアル(650円)
【移動時間】5時間30分(11:30〜5:00)
【コメント】
バスターミナルにはヤズド行きを運行している会社がいくつもあり、それぞれ値段が違います。Gity Peyma Iranという会社のノーマルバス当日購入。
シラーズからバスターミナルまではタクシーで30000リアルで交渉。
ヤズドのバスターミナルから市内まではタクシーを利用70000リアル。タクシー乗り場に窓口があるのでそこで切符を購入。
定額制になっているようでした。
ヤズドからエスファハーンへのバス
【値段】170000リアル(650円)
【移動時間】4時間(11:30〜5:00)
【コメント】
ヤズドからエスファハーン行きのバスは頻発しています。ヤズドのバスターミナルまではタクシーで70000リアル。
エスファハーンのバスターミナルからは、大通り沿いにあるバス停からイマーム広場方面に行けます。(Amir Kabirホテルまでいけます)
エスファハーンからテヘランへの列車
【値段】315000リアル(1188円)
【移動時間】7時間(11:00〜5:00)
【コメント】
シオーズポールブリッジ近くの噴水東側のチケットカウンターで当日購入。1回電車に乗ってみたくて利用したが、正直この区間を列車移動はおすすめません。
バスに比べ値段が高く、エスファハーン駅も郊外にあるため、現地人に助けてもらいバスを乗り継いだ後、最終的にタクシーを利用しました(150000リアル)。電車は2段ベットの寝台、バスより寝心地はよかったですが。。高くつきました。。
テヘランからエレバン(アルメニア)までのバス
【値段】60ドル
【移動時間】7時間(11:00〜5:00)
テヘランの西バスターミナル(地図)より1日1便発着。西バスターミナルまでの行き方はメトロで、Azadi Square駅で降りるとすぐ近くにあります。
アルメニア行きの会社は1社(DIDAR SEIR)しかない。「アルメニア」と言うと、イラン似た名前の街に行くバスを案内されるので注意、「アルメニスタン」と伝えれば通じます。
▼その時の移動記事はこちら
◆イランで泊まった安宿
シーラーズの安宿
名前不明
【値段】448000リアル(約15ドル)
【設備】wifiあり、ホットシャワー&トイレ共同 、キッチンあり
【コメント】
カリームハーン城塞の西側ヘラットストリート、テントなどが売っている通りを5分程歩けば看板が見えてくる。
キッチン用品がやかんのみで実用性がない。弱点はクーラー。全部屋繋がっているらしく自分で調節できないのでとても寒かった。
ヤズドの安宿
オリエンタルホステル
【値段】ドミトリー300000リアル
【設備】wifiあり、ホットシャワー&トイレ共同、キッチンなし、朝食付き
【コメント】
「マスジェデ・ジャーメ」のすぐ近くにあり、旧市街観光には立地が良い。バスターミナルからは「シルクロード・ホテル」と言えば連れてきてもらえます。室内はエアコンがしっかり効くし、中庭の居心地の良さが抜群で文句なし。早朝に着いたがチェックインさせてくれました。ボク達は夫婦2人ですが、ドミに泊まると言ったら、ドミの値段でダブルに泊まらせてくれました。朝食は向かいのシルクロードホテルで食べるのですがバイキングで豪華。
エスファハーンの安宿
Amirkabir Hostel
【値段】ドミトリー300000リアル、ダブル650000リアル
【設備】wifiあり、ホットシャワー&トイレ共同、キッチンなし
【コメント】
北バスターミナルからの行き方は、近くのタクシー乗り場からイマーム広場行きのバスに乗り約7分。バス停の目の前が宿です。
WiFiは共有エリア(中庭)の入り口付近のみ。
地図はこちら
テヘランの安宿
Hotel Mashad(ホテル・マシュハド)
【値段】ダブル400000リアル
【設備】wifiあり、トイレシャワー共同、キッチンあり
【コメント】
エマームホイメニー広場から、アミアカビール通り(AmirKabir Street)方面に500mほど歩くと右手にあります。
オーナーの態度がこれまでの旅史上最悪。WiFiはまあまあ、部屋でも使えます。
Hotel Amol Mazandran
【値段】ダブル450000リアル
【設備】wifi有料、トイレ・シャワー共同、冷蔵庫あり
【コメント】
マシュハドホテルからエマームホイメニー広場方面に歩き2本目の曲がり角を左に曲がるとピンクの看板が見えるのでその建物。
WiFiを使う場合は別途50000リアル必要な上に遅い。スタッフの態度は悪くはない。
◆イランで行った場所・観光おすすめスポット
それぞれの都市で、印象に残った場所を紹介します。
シーラーズシャーチェラーグ廊
建物の内部は、この世の物とは思えない美しさでした。
シーラーズのピンクモスク
朝日の時間帯だけステンドグラスに光が反射する絶景。冬場でないと完全には見えないのですが
それでも見とれてしまうほど美しい場所でした。
シーラーズ近郊の世界遺産ペルセポリス
紀元前からの歴史ある遺跡、古代からの時間の流れを感じる事が出来ました。
ヤズドの旧市街
ソロアスター教の影響の残る街。斬新な形のモスクが印象的でした。
カナートを見せてもらったり、絨毯を売られそうになりました 笑
イランで2000ドルの高級ペルシャ絨毯を売られそうになった話
エスファハーンのイマーム広場
世界遺産のイマーム広場は歴史的建築物ももちろんすごいですが
夜になると、住民が大勢外に出てピクニックをしてました。
エスファハーンは夜がアツいです。
サルアガセイエッド村
間違いなくこの旅のハイライトです。ホントは誰にも教えたくないほど素敵な場所。
つづいて、その他の注意点をまとめておきます。
◆イランの治安について
イランの情勢は変わりやすいのでまずは外務省の安全情報をご確認ください。
ボク達はその当時危険レベル1「十分注意してください」のエリアのみ行きました。
そのエリアであれば街歩きする分は問題ないのですが、スリ・置き引き・ひったくりなどの軽犯罪には注意。
特にテヘランはバイクが多いので注意が必要です。
というのも恥ずかしながらひっったくりに遭いました。。
◆お金と両替について
イランではATMが使えないため、事前にドルやユーロを用意する必要があります。
正式レートよりも、街での両替屋さんのレートの方がよいです。
例:正式レート1ドル=29000リアル、街での両替1ドル=33000リアル(2015年7月)
どの街にも両替屋さんはありますが、決まった通りに集中している事が多いです。
テヘランならFeldowsi通り周辺。
イラン国内であっても、リアルからドルへの両替は店舗によって断られる事があります。できるだけ余らせないよう調節した方がよいです。
◆ネット規制について
イランにはネット規制があります。YouTubeやFacebookTwitterは使えませんでした。
抜け道としてVPNを使えば、接続する事が出来ます。bluesurfaceの無料体験版を使ったりしてました。
◆服装と女性の一人歩きについて
女性は何かと大変です。頭を覆うチャドルは必ず着用しなければなりませんし、肌を露出しないよう長袖を着用しなければいけません。
また、イランでは女性に対するセクハラも多いです。夫婦2人で歩いている時は、全く問題ないのですが。。
一度ケンカして(笑)妻ひとりで外を歩いた時には、付きまとわれたり、ボディータッチをしてくる輩が多かったです。
◆ラマダンについて
イスラム教の国では年に1度ラマダン(断食)あります。ボク達は旅行中全期間がラマダンでした。。
ラマダン中はレストランは全て閉まります。小さな商店とナン屋さん、果物屋等調理しないものを売る店は開いていました。
観光客は本来免除されるのですが、やはりそこは敬意を払うべきだし、外で堂々と食事はしづらかったです。
人によっては観光客に注意したりする人もいました。ただイラン人でも喰ってる人もいます(笑)
◆最後に「イランは人の国」
イランの旅で、どんな建築物よりも、どんな観光地よりも印象に残ったのは人でした
チンチョンチャンとアジア人をバカにする人もいますが(コレ結構腹立ちます 笑)
多くの方は信じられないほどのホスピタリティを持った優しい人達
ブログに散々この事は書いてきたので、ここでは詳しく書きませんが。
こんなに人の温かさに触れた国はありませんでした
世界一のおもてなしの国へ!!あなたもGo!!
以上、つらつらと情報を書いていきました。旅人のお役に立てれば幸いです。
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