東チベットを11日間旅してきたボク旅です。
まだまだ情報の少ない東チベット。ということで情報をまとめてみました。
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◆東チベットのルート・移動方法
ボク達が通ったルートは以下の通り。
成都→康定→理塘→甘孜→色達→ラルンガルゴンパ→色達→成都
最初に標高2600メートルの康定で体をならしていく感じで、割とポピュラー?なルートかと思います。
続いて各都市間の移動情報。
成都から康定(カンディン)
【移動手段】バス
【移動時間】8:00〜17:00(9時間)
【料金】129元
2日前に成都・新南門バスターミナルで購入。
途中休憩がありますが、食事は20元(400円)とやや高額なので、ヒモジイ思いをしました。
成都で食べ物を大量に買っておくのが吉♪
康定→理塘(リタン)
【移動手段】バス
【移動時間】6:30〜4:30(10時間)
【料金】87元
成都から降りたターミナルと同じ場所で出発前日に購入。
通常7時間でつくところ?雪による渋滞で3時間も到着が遅れました。崖スレスレを行くスリルな悪路を味わえます。笑
標高4500m地点を通過するので、高山病対策をしたほうがいいかも。
理塘→甘孜(ガンゼ)
【移動手段】乗合タクシー
【移動時間】8:00〜15:00(7時間)
【料金】120元
後述する安宿ポタラインの目の前が、タクシー乗り場になっています。「ガンズー・ガンズー」と叫んでいるので、事前に交渉しておくといいと思う。
途中新龍という街で、乗り換えになりますが、最初に全額の120元を払う形です。
理塘→新龍が70元。新龍→甘孜が50元といった割合のようです。(分けあって2回往復したから分かる。。)
時々ロクデモないドライバーがいるので、その辺はしっかり確認した方がよいかも♪
最初は悪路ですが、東チベットの中では比較的舗装されている道が多いです。
甘孜→色達(セルタ)
【移動手段】乗り合いタクシ−(orバス?)
【移動時間】7:00~13:00(6時間)
【料金】60元
乗合タクシー乗り場は、街の中心部の大通り。行けば分かります。
後から知ったのですが、この区間は大型バスも走っています(すれ違ってショック受けました 笑)
大通りにバスターミナルがあったぽいので確認を。
色達→ラルンガルゴンパ
【移動手段】乗合タクシー
【移動時間】30分
【料金】7元
色達の中心部にある広場付近が乗合タクシー乗り場になってます。
人数が集まるまで出発しないので、観光客の少ない早朝に行きたい場合は余分にお金を払うのもありかも。
ここの乗合タクシーはフッカケてくるドライバーも多かったので要注意。
色達→成都
【移動手段】バス
【移動時間】6:00〜21:30(17j時間30分)
【料金】203元
2日前にチケットを買いにいったら、前日しか買えないと言われました。。が成都の宿で聞いた話では、2日前でも買えた人もいたという謎。
15時間中8時間は悪路、10時間以上休憩なしという鬼のようなバスでした。これ辛いです。
食料を多めに持っていくか、色達のバスターミナルにある食堂で朝飯を食べておく事をおすすめします。
*乗合タクシーでの注意点
乗合タクシーに乗る時には、念のためドライバーの運転免許書、車のナンバープレート、会社の名刺(あれば)を控えておいた方がいいです。何かしらのトラブルが起こった時に助かります。
ボクは車に忘れ物をしたんですが(笑)、コレのおかげで取り戻せました。
◆東チベット各都市の見所・観光スポット
続いて各都市のみどころを簡単に。
康定
康定は成都ともそんなに離れていないため漢民族が多いです。他の街に比べるとチベット色は薄いですが、チベット仏教のお寺・大きなマニ車もあります。
標高2600mと東チベットの中では一番低いです。ここでの体調と相談しながら日程を決めていくと良いかも。
ボク達は、初日はすこしどうかあったので2泊しました。
リタン 丘の上の絶景とゴンパ
リタン寺近くにある丘を登ると、街を一望できる絶景があります。
他のどの街よりも「タシデレ〜」と挨拶してくれる人が多かったです。
人が凄く良くて、東チベットで1番好きな街になりました。
鳥葬も週に2~3回行われているようです。また街から20〜30元で天然温泉にもいけるとのこと。(安宿に書いてあった)
ガンゼ 美しい山とガンゼ寺と温泉
ここからチベット僧の数が一段と増えた気がします。街からみえる山が美しい!
丘を登ると絶景のゴンパがあります。天然温泉が有名でありますが。。。
色達 ラルンガルゴンパ
東チベットに行くなら、ここを見ないわけにはいかない。
震えるほどの絶景です。
もし、旅行期間が少ないなら、この街だけでも行く価値は十分にあります♪
◆東チベットの安宿情報
成都
Hello Chengdu Youth Hostel(旧シムズゲストハウス)
【値段】ドミトリー45元、ツイン130元
【設備】wifiあり(まあまあ)、ドミはトイレシャワー共同
【コメント】
チベット方面に行く旅行者が集まる有名宿。情報収集をするために行く価値あり。
日本語をはなせるスタッフもいます。居心地はかなりいいです。
東チベットの地図も買えたり(15元)、ガイドブックを無料でみれる。
▼公式サイト
康定
康定貢嗄国際ユースホステル
【値段】ドミトリー40元、ツイン130元
【設備】wifiあり(混雑時は遅い)、トイレシャワー共同、電気毛布あり
【コメント】
康定バスターミナルから歩いて50m。中心部に向かって歩き、橋を渡る手前の左手にある。
▼公式サイト&予約
理塘
ポタライン
【値段】ドミトリー6人部屋25元、4人部屋35元、ツインルーム130元
【設備】wifiあり(繋がりにくい)、トイレシャワー共同、電気毛布ツインのみ?
【コメント】
バス発着所から歩いて5分。地元民からの知名度も高いので「ポタラ・ポタラ」と連呼すればいけるはず。
乗合タクシー乗り場が宿の目の前なので、立地は最高。
スタッフはチベット語オンリーですが、とても親切。
ドミトリーには電気毛布がなくて、必死に伝えましたが、、、伝わらず。毛布2枚追加で我慢することになりました。
甘孜
天富賓館
【料金】3人部屋ひとり35元
【設備】wifiあり(時間帯により遅い)、部屋にトイレシャワーあり
【コメント】
乗合タクシー発着所から徒歩1分以内で立地よし。
タクシーを降りて、街1番の大通りにある携帯屋さんのある交差点を直進しすると、右手に看板がみえます。
シャワーがタンク式で一度に2人浴びるのが限界。水はけも悪く、、トイレ&シャワー室は常に浸水している。。この部屋だけかもしれないけど、おすすめはできないです。
パスポートも出してないし外国人登録不可だと思われる。
ちょっと高いけどこんな宿もあるようです↓↓
ダオチェン ドルマズ ゲストハウス (Daocheng Drolma’s Guesthouse)
色達
色達では中国連休と重なってアホみたいに宿探ししたので、情報豊富であります。
東チベットというか中国は基本的に、外国人滞在登録ができるホテルにしか泊まれない事になっている
という理由でかなりのホテルに断られました。もしかしたら、中国の連休で警備が厳しくなっていたのかも。。
死ぬほど歩いた上、なんとか見つけた外国人登録できない宿に(モグリで?)泊まりました。
外国人が正式に泊まれて、一番安いのは色達
場所が分かりにくいので地図を載せときます。
番号が安宿の場所です。
1、旧来賓館
【料金】2人部屋、4人部屋ともに一人40元
【設備】wifiなし、トイレシャワー共同、お湯でない、電気毛布あり
【コメント】
外国人登録不可ですが、1泊だけなら泊めてあげる。と言われどこも行く当てがないので泊まった宿。
部屋は清潔感があって、スタッフもかなり親切。
シャワーのお湯がでないので浴びれず、、お湯と洗面器は貸してもらえました 笑
2.宿名不明
【料金】4人部屋ひとり40元
【設備】wifiなし、トイレ共同、シャワーなし
【コメント】
こちらは2日目に泊まった宿。街中心部のタクシー乗り場の目の前にあります。
シャワーがないし、ろくな洗面台もない。部屋はチベットカラーに溢れている 笑
3、色達
【値段】ドミトリー60元、3人部屋一人90元
場所は大通りから幸福北路に曲がって1本目を左折
こちらもフルだったので泊まっていません。
色達の街で、外国人登録をしっかりできる安宿はここだけらしいので、安全策を取るならここかも。
4、 老兵招待所
多くのバックパッカーが泊まっていると聞いたので、行ってみたところ、
部屋は開いてるけど、外国人滞在登録ができないから泊まったらダメ。。と言われました。
値段は30元。ドミトリー部屋をみたけど、独房みたいで全く泊まりたいとは思わない。。
夜到着など、仕方ない場合を除いて他を探した方がいいと思う。
ラルンガルゴンパ
喇栄賓館
ボク達は連休中で泊まれませんでしたが、ラルンガルゴンパの頂上にも安宿があります。
泊まりたかった!!!
◆旅の費用と注意点など
旅の費用は11日間でひとり1130元でした
主に移動費にお金がかかっています。
次に東チベット旅行での注意点を簡単に。
ATMについて
康定の町には10個以上、ラルンガルゴンパ以外はどの街にもありますが。。
中国のATMは、visa /master表記があっても下ろせないなどハズレが多いです。
成都でお金を下ろしていくのがベストだと思います。
食事について
どの街でも中華食堂が簡単に見つかるので困る事はありませんでした。ただ成都より1.5倍ぐらい高い印象です。
ボク達は成都でカップラーメンとか食料を買っていったけど、もうすこし多くても良かったかな〜と思います。
高山病について
日本から持参した予防薬ダイナモックスを持っていきました。
成都の「シムズゲストハウス」の近くでも、買う事が出来るようです(ダイナモックスとは違う薬らしい)
実は、ボクは初日以外使わなかった。んですが、高山病にかかった人の話しもたくさん聞いてきたので、対策だけはした方がいいと思います。
高山病予防には水分補給も大事とのこと。
寒さ対策について
5月でもヒョウや雪が降った日がありました。日本の真冬ぐらい寒い感じ。
防寒着は必須です。夜はダウンジャケット+ゴアテックスジャケットのフル装備で寝たりしました。
冬場の宿探しは電気毛布があるかどうかが重要なポイントになってきます。5月はなくてもギリいけたかな。
成都のユニクロでヒートテック買おうとしたけど、夏シーズンなのでクールビズしか置いてなかった 笑
公安・外国人立ち入り制限について
以前は外国人立ち入り制限が厳しかったようですが、ボク達が行った時(2015年5月)は特にそんな印象はありませんでした。
一回検問があったけど、パスポート見せてすぐオッケー。
どの街にも公安は沢山いましたが、特に問題なし。
ネット規制について
中国全土でネット規制があります。
ボク達は、VPNというサービスの無料体験を申し込みました。
あとはオフラインアプリPOCKETで情報を見れるようにしておきました。
以上!東チベットの情報はコロコロ変わるので、参考程度に見て頂けたら幸いです。
東チベットものすごいところですよ♪
最後にボク達の東チベット旅行11日間のまとめ動画を張っておきますね〜♪
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