GoProを持って1年3ヶ月間の世界一周をしたボク旅、キミ旅。です。
2016年9月20日Gopro Hero5が発表されましたね!今回は一緒にGopro純正ドローン「KARMA」や新アプリも登場し、大幅なアップデートとなりました。
公式サイトによると日本での発売は本体が10月2日、ドローンKARMAは10月23日のようです。
まずはこちらの動画を御覧ください。
この映像を見て、Goproに出会った頃のようなワクワク感を思い出しました。
「GoproとドローンKARMAを持って旅したらヤバイ」
「とにかく操作が簡単に、便利になった」
映像を見てもらえば感じるかと思いますが、Hero5を使うことで誰でも気軽にクオリティーの高い動画を撮れるようになりました!
Gopro hero5はブラックとセッションの2種類
追加されたのは、高機能なHero5 BLACKと小型版のHero Sessionの2種類。それぞれ公式動画が発表されています。
価格はBlackが47000円、Sessionが36000円。
前モデルのHero4との比較も交えながら、目玉となる新機能を紹介していきます。
1、本体に10m防水機能がある
以前のモデルHero4では本体自体に防水機能がなく、透明なハウジングケースをつけることで防水40mを実現していました。しかしハウジングを使用することで「カメラ自体が重くなってしまう」、「音質の低下が顕著で、こもった音になる」などのデメリットがありました。
Hero5では、Black、Sessionともに本体そのままで10m防水なので、水中でもクリアな音が録れます。さらにHero5は3つのマイクが搭載されていて「収録した音から良い音を自動で選んでくれる」ため、さらに高音質で録画できるようになりました。
また以前のsessionはバッテリー内蔵型だったため、予備バッテリーに交換できないのが難点でしたが、
Hero5 Blackはバッテリー交換可能となっています。(Hero5 sessionは内臓型のため不可)
本体自体の強度がアップしたことで、ハウジングを使わず気軽に撮影出来るのが良いですね。
2、手振れ補正機能(ビデオ安定化)
Goproの最大の天敵だったと言えるのが「手ぶれ」。固定せずに使うと悲惨でした。例えばGoproを手に持ちながら歩いたらブレブレの映像になってたんです。
Hero5ではBlack、Sessionともに初めて手振れ補正が搭載されたので、手持ち撮影でも幾分か滑らかなかな映像が期待できそうです。後述のジンバルと併用すれば効果は絶大です。
Sonyのアクションカムカメラには随分前から手振れ補正が搭載されていたので、やっとGoproも!って感じですが。。
3、背面タッチパネル液晶がBlackに標準搭載
以前のHero4ではsilverのみのタッチパネル対応で、最上位機種Blackには搭載されておらず、別売りで購入する必要がありました。さらにその場合「重さが増す」、「バッテリーの消耗が早くなる」というデメリットがあったんです。
Hero5Blackには背面に液晶ディスプレイが備えられているので、画角の確認や、撮影した動画のチェック、設定の変更などをタッチパネルで手軽にできるようになりました。
スペックの高さと、操作性の良さを同時に選択できるのは嬉しいポイントです。
4、ボタンが1つなので操作が簡単
以前までは本体にボタンが3つあり、操作に慣れるのに時間がかかりました。また電源を入れてから撮影を開始するまでにタイムラグがあったので、撮りたいシーンを逃すこともしばしばでした。
HERO5ではBlack、Sessionともにボタンは1つ。 ワンタッチでクイックに撮影開始できるのがいいです♪
5、音声コントロール
これすごいです!音声コントロールで「人間の声による指示を認識します」
iPhoneシリーズの音声認識システム「Siri」をイメージするとわかりやすいです。
例えば数メートル先にGoproを設置したとしましょう。
「Gopro スタート ビデオ」と話しかければ、自動で音声を認識し撮影を開始。
「Gopro ストップ ビデオ」の指示で停止できるんです。
海外の方が実際に検証した動画がこちらになります。
動画を見る限り英語での認識精度は高い印象を受けますが、日本語の場合どうなのかが気になるところです。
スポーツ中に両手が話せない場合や、皆で記念撮影をするときに自分も入りたい場合には便利ですね♪
6、GPS機能搭載
撮影した写真や動画に位置情報が記録される機能。PCやスマホで見た時に、どこで撮影したのかチェックできるようになります。
6,RAW撮影に対応(写真)
RAWとは写真形式の「生データ」のこと。通常のjpg形式に比べ容量が大きいですが、後から画像編集ソフトなどで写真を加工をする場合に、色味や明るさを自由に調整できるメリットがあります。ここぞ!という写真を撮るときはRAW撮影で撮影しておけば便利かも。
Hero5とHero4のスペック比較
表にまとめました。(スマホの方は横にスクロールしてください)
HERO5 ブラック | HERO5 セッション | HERO4 ブラック | HERO4 シルバー | HERO セッション | |
---|---|---|---|---|---|
画質 | 4k 30 /1080p 120 | 4k 30 /1080p 90 | 4k 30 /1080p 120 | 4k 15 /1080p 60 | 1080p / 60fps |
本体防水 | 10m | 10m | × | × | 10m |
背面タッチ操作 | ◯ | × | × | ◯ | ◯ |
手振れ補正 | ◯ | ◯ | × | × | × |
音声コントロール | ◯ | ◯ | × | × | ◯ |
GPS | ◯ | × | × | × | × |
RAW撮影 | ◯ | × | × | × | × |
クラウド自動アップロード | ◯ | ◯ | × | × | × |
長々と新機能について説明してきました。
では、Hero5 のBlackとSessionどっちを選ぶのか?それはシンプルでいいと思います。
・画質・機能・操作性にこだわりたい方はブラック
・軽さを追求したい方はセッション
新ドローン「KARMA」の魅力
続いてGopro初のドローン。
値段は90000円で、バックパックや手持ちジンバル(KARMAグリップ)とのセット販売になっています。
またGopro本体+KARMAセットの販売も行うのだとか(現在価格未定)。
スペックとしては
バッテリーの持ち時間は20分と決して長くないし、最近のドローンのトレンドとも言える自動追尾機能も搭載されていません。ドローン本体の性能自体は、特に目立つ印象はないです。
スペック云々ではなく、僕が感じたKARMAの魅力は「気軽に使える」ということでした。
コンパクトで気軽に持ち運べる
プロペラを開いた状態でのサイズは、縦30.3㎝×横41.1㎝×高さ11.7㎝。そこからプロペラ部分や脚部を折りたたんで収納することができます。
バッテリー、ジンバル装着時のドローンの重さは約2,2キロほど。
こちらはドローンメーカー大手のDJI Phantom4とサイズを比べたものです↓
(左:Gopro KARMA 右:DJI Phantom4 )
上面から見て比べると、サイズには大差がないように見えますが
(右:Dji phantom4 左:Gopro KARMA)
横から見ると違いは歴然。KARMAは脚部分を折りたたんで収納することができるので、高さが全然違います。
ドローンをバックパックで持ち運ぶときに高さがネックになることは多いので、嬉しいポイントです。
地上での撮影も空撮も1つで対応できる
これが僕がKARMAに魅力を感じた最大のポイントです。
ドローンに搭載されているカメラには、映像のブレを防ぐための「ジンバル」が搭載されています。このジンバルを使えば、プロのような滑らかな映像を撮ることができます。
KARMAの特異な点は、ドローンのジンバルを取り外し手持ちグリップに付け替えることができること。
このジンバルはGoproシリーズのすべてのマウントに対応しているので、例えばバックパックにくくりつけたり、バイクや車に取りつけたり、自由自在に撮影スタイルを変えることができるんです。
↑映像では雪山でもKARMAグリップを使っていますが、ジンバルにも防水機能はあるのでしょうか?個人的に気になるポイントです。
以前は純正のジンバルはなく、非純正のものを使うしか方法はありませんでした。
仮にそのジンバルと、ドローンを別々で持っていくと考えると荷物がかさむんですよね。
「旅を伝える映像を撮りたい」と思った時に、最小限の荷物で空撮と地上での撮影を実現できるのはとても魅力的だと感じました。Goproは再び旅に最強のカメラになったなと。
KARMAグリップの公式動画はこちら
既に海外の旅系ユーチューバーの方が実際にKARMAを飛ばした動画をアップしています。
新しいGoproアプリで動画編集やSNSのシェアが簡単に
Gopro Hero5の発売と同時に、Goproアプリや公式動画編集ソフトも一新されました。
以前からあったアプリと同様、スマホでGoproの操作、リアルタイムプレビューの確認や、撮影した動画の再生、SNSのシェアを行うことができます。
また「Plus」というサービスに登録すると、撮影したデータをクラウド上に管理することもできるようです。
また従来の無料動画編集ソフト「Gopro Studio」よりも手軽なソフト「Quick」も誕生。
撮影した動画を数シーン選んで、テーマを選択、ライブラリーから音楽を選び、タイトルをつけるだけなので、動画編集に慣れていない方でも、敷居が低そうですね♪
またアプリや、動画編集ソフトについては実際に使ってみてレビューをしたいと思います♪
◆まとめ
では今回の発表内容を簡単にまとめます。
【Black、Sessionの両モデルに搭載された新機能】
・4K対応
・本体自体に10m防水
・手振れ補正搭載
・音声コントロール(人間の声を自動認識できる)
【Blackのみに搭載された機能】
・背面液晶タッチパネル
・RAW撮影
・GPS
【ドローンKARMAの特徴】
・折りたたみ式でコンパクト(約2.2㎏)
・バックパック、手持ちグリップ、コントローラーがセット
・ジンバルを取り外し手持ちグリップに装着可能
Gopro Hero5の印象はやはり「誰でも自分の体験をクオリティーの高い映像で残せる」これに尽きます。
持ち運びにも便利ですしやっぱりおすすめは「旅映像」でしょうか。ドローンとジンバルを併用してなんてワクワクしかないです。むしろ「なぜ僕が世界一周に出る前に発売されなかったんだ」と嫉妬です(笑)それぐらい心動かされたGopro新モデルでした♪
いつも記事を楽しく拝見させていただいております。
GoPro HERO5、かなり使い勝手良さそうですよね。
本体とスタビライザーを買いたいと思うのですが、
どこから購入するのがオススメですか?
GoPro初心者に推奨のSHOPがあればお教えください。
どうぞよろしくお願いいたします。
コメントありがとうございます。Hero5の手軽さは旧モデルを圧倒しているので、すごくワクワクします。
Goproのおすすめショップですが、現段階では公式サイトのみでしか予約できないようです。
一つだけ言えるのは、日本正規品を買った方が良いかと思います。(基本日本で買えるのは正規品です)
もしgoproが壊れて修理が必要になった場合、海外製品だと日本正規代理店(タジマコーポレーション様)では修理に対応できない場合があります。(私自身の経験です。。)
参考になれば幸いです♪
[…] GoPro Hero5の新機能をHero4と比較!ドローンKARMAのおすすめポイントは? GoProを持って1年3ヶ月間の世界一周をしたボク旅、キミ旅。です。 2016年9月20日Gopro Hero5が発表されましたね!今回は一緒にGopro純正ドローン「KARMA」や新アプリも登場し、大幅なアップデートとなりました。 […]