ボク旅ブログ、モロッコ編始まります。
(世界の一の城塞都市フェズを見下ろせる丘)
イラン以来久々のイスラム圏、それを実感したのは飛行機の中。
隣に座っていたおじいちゃんが、welcomeと言ってお菓子を次から次へと差し出してきました。
風景も洗礼されたヨーロッパのそれとは違い、雑多な感じ。
久々に旅するドキドキ感が湧き出てきました♪
フライトでナドルという街に入った後1泊し、フェズの街へ。
フェズは世界最大の迷宮都市といわれ世界遺産に登録されています。
sponsored link
◆世界一周動画63・フェズ編
まずはフェズの迷宮具合、活気を映像でどうぞ。
チャンネル登録者数が500を越えました♪
ぼちぼち旅動画をあげていくのでよろしくお願いします。
▼チャンネル登録はこちら
◆迷宮都市のフェズを観光
フェズには3泊程滞在、宿はAgadir hotelに泊まっていました。
期間中はちょろちょろと街をぶらつき、迷宮に入ったのは1回だけ。
朝起きたら大体コーヒー。
モロッコ人はカフェがお好き、朝から男数人でコーヒーを飲み語り合う人がたくさん。
コーヒー文化が根付いてるだけあって、味はかなりイケマス。
朝の定番は揚げパン(12円)とエスプレッソ(72円)
物価高のヨーロッパから入ってきたから、気軽に朝カフェできる毎日が幸せでした。
ターペー門周辺
この門をくぐると、旧市街の入り口。
門をくぐると衣料品のスーク(市場)があって、もの凄い活気。
1日5回のコーランになると、多くの人が仕事を切り上げ
祈りを捧げます。異世界に来た感じがして胸が高鳴りました。
ブルジュードー門
ココからがメディナへの入り口。
この先からは混沌が待っています。同時に迷宮への入り口でもあります。
まずはずらっと何百メートルもメディナが広がっています。
レストランのお兄さんの、客引きあり、ロバあり。
ちなみにこの日は金曜日で、イスラムの休息日のため人通りはかなり少ない方です。
何千年も前から、街の構造が変わっていないフェズの街は
今でもロバや馬が、交通や輸送の手段になってるんだそう。
旧市街の中は道が狭いので、壁ギリギリでロバとすれ違います。
前半は食料品がメインの通り。
羊肉がぶら下がって、当たりには独特の臭みが広がっていたり
これは全部オリーブオイル。
地中海性の気候(も)持つモロッコはオリーブがおいしいです。
旅でハマった食べ物の一つ。酒の当てに最高です!!そして便通も最高になります。
しばらく歩いていくと、お土産屋さんが目立つようになりました。
ちょっと可愛かった、ハンカチ。2ユーロ。
カラフルな陶器。
モロッコの陶器は、地域によって柄の特徴があって(マラケシュ柄とか)
フェズ柄は白と青を基調とした模様が多いです。これ結構好みでした。
こちらはワラ細工の小物入れ。
質感がしっかりしていて、お正月のしめ縄ぐらいの強度がありました。
ただこの日は金曜日なので、やはり露天の数が少なかったです。
よってお土産はマラケシュで買う事にします。
次第に迷宮感が増してきました。
路上に座っている現地人が声をかけてきます
カラウィンモスク
メディナ(城塞)の中心にあるカラウィンモスクは、世界最古のモスクと言われているそう。
モザイクのタイルが美しい中庭がありました。
ただこのモスクは、異教徒の入場は一切禁止されているので外側から覗き込むのみ、
モロッコは中に入れないモスクが多いです。
モスクに入る前に、体を水で流して清潔の儀式を行う人。
モスクの前に座り込んでタバコを噴かすおじちゃん
銅陶器を作るおじちゃん達
◆迷宮に潜むスリ、詐欺師、偽ガイド
旧市街の奥は、細い道が迷路の様に続いていて、壁も高くて視界も悪いです。
ひとたび大通りから外れて進むと、迷わないのは至難の業。
迷路のような地形をイカして、悪さを企むやつも多くいます。
1つ目はスリ
ボクらが迷路の奥地で迷ってしまったので目立たない所で
スマートフォンを持ってオフライン地図を確認していると
10歳くらいの子どもが、ボクの30センチ真横にピターーっとくっ付いてきます。
明らかに「盗る目」をしていたので、「シッ!!あっちいけ」と振り払うと
ジャパニーズ、ノーグッド、ピーポー って連呼 笑
子どもが結構要注意。小さいのに英語を話せる子が近づいてきたり。
普通だったら、ひったくられても追いつけそうだけど、ここは迷宮。きっと子どもでも成功率が高いんでしょうね。
メディア内の住居
そういう怪しい子って、一目で分かるんだけど「目に元気がない」んですよね。
ボクも怪訝な目でその子を見ていたし、小さい頃から盗みをする必要性に迫られた結果、人々から煙たく扱われ続けるのは辛いよね。
って複雑な気分になりました。だからといって、防犯はしないといけないですが。
2つめは偽ガイド
旧市街を歩いていると、いろんな人が頼んでもいないのに「タンネリ(皮工芸所)はこっちだよ!」と教えてくれます。
で路地の方に入っていくと、「タンネリを屋上から見える場所がある」といってガイドをしてくれるんですが
まあ、無料なわけはありません。
宿のオーナー話しによると、数万円盗られた人もいるとか。
オーナーからは口を酸っぱく「ガイドには絶対着いていくな、マフィアだ」
と言われていたし、怪しいので行きませんでしたが。
ボクらが旧市街の奥の方にある、アンダルシアンモスクに行く途中も
自称ガイドという男がずっと着いてきて、ロクに観光もできなかったり。
「あっちの道は行き止まりだ!こっちだ!」といかにも怪しそうなヤツがついてきたので
無視して 直進した所、本当に行き止まりでタダの親切な人だったりね。
そんな感じで、数時間気を張って歩いていたので、普段の数倍疲れちゃいました。
でもモロッコ人はウザい。はちょっと違うと思います。
確かに、観光客を喰いものにする旧市街の一部の輩はうっとおしいですが
自分(ボク達側)から話しかけた人は、大抵親切な人ですもん。
ボクらが印刷会社を探していて、ある商店に聞き込むとそこの子どもさんが、もじもじ照れながら道案内してくれたり。
よくモロッコ人ウザいとか書いてる人いるけど、ボクはほとんど思いませんでしたね。
逆に超頑張り屋さんだと思う。っていうのはまた書きます。
◆フェズを一望できる丘へ登るBojo Nord
最後は、フェズを一望できる丘へ。
ココからの景色が素晴らしかったです。
街の喧噪が嘘みたいに静かな世界。
中にいては見えなかった、旧市街の形してたんだなと。
綺麗だった〜。
なんて思っていたら、ちかくに崖の上にいた中学生ぐらいの子ども達が
殴り合いのケンカを始めました。両者興奮し崖スレスレでマウントポジションでになってるので落ちそうで怖い。
なのに近くにいた大人も止めないんですよ。なんでや!!って
アブナいから、走って止めに行こうとした所でなんとか終わりましたが。
その後、また別の子ども達がボクらの横にピターっと張り付いてきて、ゆっくり景色鑑賞できなくなりました(笑)
その翌日はバスに乗ったのですが、満員で乗りそびれた子ども達が、
バスのタイヤに大きな岩を仕掛けて動けない様にしたり、バスに向かって石を投げてきたりという恐怖体験にあいました。。
なんだかな〜って変な気分になっていた矢先、
この旅初めて食あたりにあいました。しかも2人同時に
多分コレ
朝から夜まで、屋台に出している肉を食べちゃったみたい。
3日間お腹のチクチクする痛みと戦いました。笑
イロイロ重なって
正直フェズの印象は悪い物になっちゃった。
けど、モロッコ旅こっから挽回しますよ♪
今日は以上です。
世界一周動画をYouTubeで配信中♪
Twitterでも呟いてます♪
Facebookでは世界一周の写真をアップ中♪
コメントを残す